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3月に入ると日本列島を桜前線が移動する。函館は4月下旬から5月にかけて今年も可憐な花を見ることができるだろう。
人の心に安らぎを与える花に、昔から人の姿を譬えてきた。「たてば芍薬、座れば牡丹、歩く姿はゆりの花」などは、その代表の言葉となるだろうか。
こんど咲かせる 花びらは 冷たい色か 熱い色か
教えて下さい わかるように 花の命は 短いけれど 咲いてみせます 命花
瀬川英子さんの『命花』という歌の歌詞である。花に、尊きいのち・人生を見つめたのだろう。また、実業家で有名であった松下幸之助氏は「自分の世界に閉じこもってしまったら人間の命の花は咲かないよ」ということを生前に言われたという。
花はそれ自身言葉を持たないが尊きことを教えてくれる。その花とどう向き合い、私はどんな命花を咲かすことができるだろう。
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